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このようなご質問をいただくことがあります。
「子宮頸がんワクチンは副反応が心配…」
「いつ接種するのがいいの?」
子宮頸がんワクチン(シルガード9®)は、子宮頸がんの原因となるヒトパピローマウイルス(HPV)の感染を予防するワクチンです。世界中で使用されており、安全性や有効性について多くの研究が行われています。
今回は、副反応について正しく知っていただくとともに、おすすめの接種時期についてご紹介します。
シルガード9®で最も多い副反応は、注射した腕の痛みです。
主な副反応は次のようなものです。
これらは多くの場合、数日以内に自然に改善します。
また、緊張や痛みの影響で、接種後に気分が悪くなったり、立ちくらみや失神(迷走神経反射)を起こしたりすることがあります。そのため、接種後気分が悪い場合などには院内で15~30分ほど座って様子をみることが必要な場合もあります。
アナフィラキシーなどの重いアレルギー反応は非常にまれです。
また、「自己免疫疾患や慢性的な痛みが増えるのでは?」という心配の声もありますが、世界中で行われた大規模な研究では、ワクチンとの因果関係を示す科学的な根拠は確認されていません。
現在も世界保健機関(WHO)や日本を含む各国の専門機関が安全性を継続して評価しており、子宮頸がんを予防するメリットが副反応のリスクを大きく上回ると考えられています。
シルガード9®は、15歳の誕生日を迎える前に1回目を接種した場合、合計2回の接種で完了します。
一方、15歳以上で開始すると3回接種が必要になります。
そのため、小学6年生から中学1年生頃までに接種を始めることがおすすめです。
当院では、
🌻 夏休みに1回目
↓(6か月後)
🌸 春休みに2回目
というスケジュールをおすすめしています。
この方法には、いくつかのメリットがあります。
長期休暇を利用することで
、お子さんにも保護者の方にも無理のないスケジュールで接種を進めることができます。
子宮頸がんは、若い女性にも発症することがある病気です。
毎年、日本では約1万人の女性が子宮頸がんと診断され、約2700人が命を落としています。
その原因の多くはHPV感染であり、シルガード®9は子宮頸がんの原因となるHPVの約80~90%を予防できるとされています。ワクチン接種は将来の健康を守るための大切な予防医療です。
ながいキッズクリニックでは、接種前にワクチンの効果や副反応について丁寧にご説明し、不安や疑問にもお答えしています。
「接種した方がいいの?」
「副反応が心配…」
「うちの子は2回接種で大丈夫?」
など、どんな小さなことでもお気軽にご相談ください。
大切なお子さんの将来を守るために、この夏休みを子宮頸がんワクチン接種を始めるきっかけにしてみませんか。