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2026年、週1回投与の成長ホルモン製剤「ソグルーヤ®」が、SGA(Small for Gestational Age:小さく生まれたお子さん)性低身長症にも保険適用となりました。
これまでSGA性低身長症の成長ホルモン治療は、毎日注射を続ける必要がありました。
今回の保険適用により、「週に1日の注射」という新しい治療の選択肢が加わりました。
今回は、ソグルーヤ®に期待されることや、治療を始める前に知っておきたいポイントをご紹介します。
SGAとは、お母さんのお腹の中で十分に成長できず、小さく生まれた状態をいいます。
多くのお子さんは、生後2~3歳頃までに身長の伸びが追いつきます(キャッチアップ成長)。しかし、約10%のお子さんでは十分なキャッチアップがみられず、低身長が続くことがあります。このような場合をSGA性低身長症といい、一定の条件を満たすと成長ホルモン治療の対象になります。
ソグルーヤ®は、1週間に1回投与する長時間作用型の成長ホルモン製剤です。従来の成長ホルモン治療では、毎日決まった時間に注射を行う必要がありましたが、ソグルーヤ®では週1日の注射で治療を続けることができます。
毎日注射する場合は、1年間で約365回の注射が必要です。一方、ソグルーヤ®では年間約52日となり、注射回数を大きく減らすことができます。毎日の注射が負担になっていたお子さんや保護者にとって、大きなメリットとなる可能性があります。
成長ホルモン治療では、継続することがとても重要です。毎日の注射が負担となり、治療を中断してしまうケースもあります。
週1日になることで、
が期待されています。
「今日も注射が夜にある…」
そんな毎日のプレッシャーが減ることで、お子さんだけでなく保護者の精神的な負担も軽くなることが期待されています。
ソグルーヤ®は、成長ホルモンが1週間かけてゆっくり作用するよう工夫されたお薬です。治療の目的は、毎日注射する成長ホルモンと同様に、お子さんの成長を促すことです。
週1回の注射になっても、定期的な通院は変わらず必要です。
はこれまでと同様に大切です。
治療を安全かつ効果的に続けるためには、定期的な診察を受けましょう。
ソグルーヤ®でも、従来の成長ホルモン製剤と同様に、
などがみられることがあります。
例えば、
このような場合には、新しい選択肢となる可能性があります。
一方で、お子さんの年齢や体格、治療状況などによっては、毎日注射する成長ホルモン製剤が適している場合もあります。
どちらがよいかは、お子さん一人ひとりに合わせて相談しながら決めていきます。
ながいキッズクリニックでは、SGA性低身長症のお子さんに対する成長ホルモン治療を行っています。
ソグルーヤ®の保険適用開始に伴い、治療をご希望の方や、現在毎日注射を行っている方からのご相談にも対応しています。
「うちの子は対象になるの?」「今の治療から変更できるの?」など、ご不明な点がありましたらお気軽にご相談ください。
ソグルーヤ®の保険適用拡大により、SGA性低身長症のお子さんにも週に1日だけ投与という新しい治療の選択肢が加わりました。
注射回数が減ることで、お子さんやご家族の負担軽減や治療の継続が期待されます。一方で、定期的な診察や検査はこれまでと同様に重要です。
お子さんにとって最適な治療方法を一緒に考えながら、健やかな成長をサポートしていきます。気になることがありましたら、どうぞお気軽にご相談ください。